蔵元は、1524年ごろに琉球王朝時代に王府が、八重山を統一するために創設した政庁(役所)の跡です。竹富町出身の西塘を竹富大首里大屋子(タケトミウーシュリウーヤク・頭職)に任命し、統治させました。竹富島での蔵元は、20年間続き、約200坪の屋敷跡や、高さ1.5m程の野面積みの石垣は東と南に現在も残っています。八重山の貴重な旧跡です。(沖縄県指定史跡文化財)