祖納の節祭の舞台となる前泊にあり、シラサギやアマサギ、コサギ、などの海鳥がたくさんいる丸い小島の名前。
シラサギは、夜明けとともに、水田などのえさ場に向かって飛び、夕方、再びこの島に戻ってきます。この情景は今も変わらず続いています。
下記の「まるまぼんさん」は、西表島を代表する唄の一つです。
ヨーホー まるまぼんさん
ゆにゃゆにゃ見りば 風ぬ根ゆ知ち いちゅるシルサヤ
(エンヤラヤンザー サーエイエイエイヤー
ハリバサヌシ ヒヤマッタヌ タムヌジュー)
まるまぼんさんを夕方のたびにみると
風の吹く方向を知っていて 木にとまっているシラサギよ
(参考資料:西表島エコツーリズム協会編「西表島エコツーリズム・ガイドブック ヤマナカーラ・スナピトゥ(ヤマ・カワ・ウミ・ヒト)」)