島々の生垣でよくみかけるサボテン科の植物です。赤い実がなります。
どの島でも家々の庭や道に生えていて、一年中実をつけます。野菜として、果実として、いろいろに利用されています。
干潟でよく出会う魚ですが、沖縄では飛ぶ魚という意味の「トントンミー」と呼ばれています。かわいい呼び名ですね。
サガリバナ科の常緑高木で、6月下旬~7月のこの時期だけ、夜に芳香を放ちながら、花を咲かせます。蛾を呼んでいるそうですが、夜明け前のこのひとときはミツバチも群がっています。花弁は4枚で、花弁のように見えているのは多数の長い雄しべ。マングローブ林の上流の汽水域から真水のあたりに生息しています。とても丈夫な木で、かつてこのジャングルの中に田んぼがあったころは、周囲に植えてイノシシ除けのイノガキにされていたそうです。
八重山そばやチャンプルーには欠かせないスパイスの一つ。これを振るだけで、ぱいぬ島味に。
島々の石垣に自生しています。