小浜島は、祭に関わりの深い五穀(米、麦、粟、大豆、もちきび)のできる島として知られていました。1950年(昭和25)ごろまでは、畑では主に大豆が栽培され、それ以後は、サトウキビが換金作物になるということで生産が盛んになりました。当初は牛車によって精糖が行われていましたが、1962年(昭和37)に本格的な中型の精糖工場ができました。現在は、高齢化により人出不足で、援農隊により支えられています。近年では、肉牛を主にした畜産業が盛んになってきています。細崎地区では、養殖モズクを中心に漁業が行われています。